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執筆者の写真はしもとあや

入賞しました!三春城イラストコンテスト


福島県三春町 株式会社三春まちづくり公社さんが主催する城下町PR事業「三春城イラストコンテスト」に応募し、優秀賞に選んでいただきました(最優秀賞の次点)。ありがとうございます!


◆観光情報サイト「Find!三春」


◆「三春城と城下町特設サイト」


三春は私が生まれ育った町で、梅・桃・桜が一度に咲くという由来で「三春」(実際は梅が最初で桃と桜が同じくらいに咲く)、位置は郡山市の東隣り。


三春城とは1504年(室町時代)に建てられたお城です。明治5年の廃藩置県の折に廃城となり、建物や石材などは民間に売却され、城としての姿形が無くなった…と、三春のweb資料館から知りました。


つまり今は何も無い三春城についてイメージして描くというのが今回のコンテスト。調査している中で行き当たったのは、小学校の子たちが、生活科の授業か何かで、お城跡がある山で活動している様子の写真。私もその小学校を出たし同じ授業で来た記憶があったので「わあ、今も全然変わらないな。みんな行ってるんだな」と思いました。


変わってない、みんな行ってる、懐かしい。というこの感覚、おそらく、私以外も持ってるだろうなとその時に思いました。祖父母と桜を見に出かけたこともあるし、世代超えてそう思う方が多いのではないかなとも。昔だったら、お城は偉い人が住んでおり身分により近づくことするできなかったでしょうが、今もしお城があったなら、きっといろんな人にとって憩いの場になっているんじゃなかろうか…と想像し、「つどう」と名付けたこの絵になりました。(公共交通計画の表紙と同じ時期に描いていたので盛り込むテーマが似ています笑)


お城の模型がある資料館に行くタイミングが取れず、かといってwebにも情報が多いわけではなく、お城ってどう描いたらいいの?さすがに描かないわけにもいかないし…と困惑 笑、同時期に建築された別のお城を参考に屋根の角度や窓の数(←表現が不適かもです)など細かいところを描く…という感じでした。


三春は樹齢1000年以上の滝桜(国の天然記念物)がよく知られていて、まち中のあらゆるところに桜が植えられています。ソメイヨシノもあるけれどしだれ桜も多くて、色も薄ピンクやちょっと濃いめなど、彩りさまざま。小高くて見晴らしがよいちょっした山もたくさん、そこから見下ろす視界の隅々まで広がる色とりどりの桜は、子どもながらになんて綺麗なんだと思いました。そういう思い出なんかも、お城で話すことがあったかもしれないなと思いました。


79点、全国から、いろんな年齢の方々が応募されていて、うわぁお…一回忘れよ…と脇に置いてたら、受賞のメールいただき、やったー🙌となりました。嬉しいです。三春グッズがいただけるとのことでそちらも楽しみです🙌


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