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執筆者の写真はしもとあや

時事通信社様「真剣に生理の話をしよう」挿絵制作

時事通信社様より3/5刊行「真剣に生理の話をしよう 子どもの自立につながる月経教育」、挿絵を担当させていただきました!


月経って、だいたい決まった周期でやってきて、前後含め自分の心身のコントロールがきかなくなる「なんか厄介なもの」と感じがちです。しかし月経は女性にとって健康のバロメーターであり、基礎体温の高低がどのくらいなのか、何日周期で来るのかなどのリズムを知ることは、自分を知り自己管理できることにもつながります。著者の鈴木なつ未さんは、数多くのジュニアアスリートへ月経教育を実践されてきた方です。大人が読んでも、中高生が読んでもわかりやすい文章ですし、内容も実践的です。ぜひスポーツ指導される方や、アスリートとしての体を作っているお子さんと親御さん、小学校高学年〜中高生の女の子たち、そして男の子たちにも読んでいただきたいです!


個人的には「無月経は、体が生命活動を優先し生殖活動を止めている状態です」というのがぐさーっときました。第二次世界大戦中、ナチスドイツのゲットー(ユダヤ人の強制居住区で、栄養・衛生状態も良くなかった)に送られたユダヤ人の女性は、その8割近くが月経が止まってしまいましたが、体が生命活動を優先するために月経を止めたんだと理解できました。無月経状態の体は骨を脆くし、10代で決まるその人の骨量が少ないままになってしまうので、将来、骨粗しょう症や疲労骨折になるリスクが上がってしまいます。ジュニアアスリートとして競技人生を送ったとして、その後の人生の方がずっと長いですよね。ぜひぜひ挿絵と共に、読んでいただければ幸いです!

予約できます〜




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