国内外のさまざまなジャンルの作家を掲載するアートブックを出版するartbook事務局さんにお誘いいただき、第4回文房堂アワードに出展します。
こちらのアワードは、東京神田神保町にある明治20年創業の老舗総合画材店「文房堂(ぶんぽうどう)」さんのオリジナルスケッチブックの表紙デザインを描くというもの。描いたデザインを文房堂さんのギャラリーに展示いただき、「この絵が表紙だったらいいな!」を、一般投票&審査員審査にて選定いただくというものです。
無事に一次審査を通過し、私の考えたスケッチブック表紙デザインも展示いただきます。嬉しいー🙌
自分史上初、描いた絵を額縁に入れて展示いただきます!現地に行かずとも見られる、バーチャルギャラリーもオープンしますよ!
以下、展示詳細です。
ーーーーーーーーーーーーーーー
日時:
2022年4月7日(木)-19日(火)
10:00-18:30(最終日は17:00まで)
入場無料
場所:
文房堂本店4階ギャラリー&バーチャルギャラリー(現地に行かずとも見られます)
〒101-0051 千代田区神田神保町1丁目21-1
(神保町駅 A7出口徒歩3分)
http://www.bumpodo.co.jp/gallery/
Tel 03-3291-3441
ーーーーーーーーーーーーーーー
今回はなんと、合計113作品が展示となるそうです!とても賑やかな雰囲気なので、アートに触れたいな、いつもと違う新鮮な感覚に触れたいな、という方にもおすすめです。文房堂さんの建物内にはカフェスペースもありますし、数々のユニークな文具は見ているだけでため息出そうな、眼福ラインナップです。
私の出展する絵はこちらです。
制作テーマは自由とのことで、どうしようかなと巡らせるところからスタートしました。
文房堂さんは明治創業の歴史ある総合画材店。建物外観も迫力があって文明開花の香り…いやむしろ、ずっと昔からそこにあるかのような古(いにしえ)の香りを覚えました。そして歴史があるのは愛されてきたということでもある…いにしえ、長く愛されるといえば、、、西遊記か?となりました(私の中で 笑)。中国のお話ですが日本でもすっかりお馴染み、むしろ日本ぽくアレンジしちゃっているところ(沙悟浄=河童は日本独特らしい)に、なんというか、モノにしている感を覚えたりしています。
スケッチブックを買う・持つというのは、何かしら目標や目的があるからなのではないかと思います。私であれば「絵をうまく描けるようになりたいから、持ち歩いていつでも描けるようにしたい」とか。また、目標に向かうときに苦しいのは、「これで本当に合っているのか?」という気持ちと二人三脚なこと。それが大事なんですが、それが大事と思えない時、つまり暗中模索なときに、方向が合っているかが分からないのがしんどかったりするなと思います。
ということで、長く愛され続ける西遊記メンバーがさまざまな文房具に乗り、目的地へまっしぐらに進む様子にしました。西遊記なので上を北として西の方向に向かっております!このスケッチブックを持ち、目標に向かって描く方の背中を押すような表紙になればと思っています。タイトルはそのまま「まっしぐら」です。
Comments